Last Wing



なあ、美音。



「っはあ、はあ!美音、久し…ぶ……り」



あの時、美音はどんな顔をしてたっけ。



「……みの?」



俺は頭上に広がる青空ばかりに夢中で



「美音……っ!」



傍に居てくれた、もっと大切なものを









失いかけていたのか?
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