Last Wing



3メートル先の天使は戸惑うかのように、瞳をさ迷わせていた。


「みのん」



手を広げ、微笑む。


「おいで」



誰が見ていようと、もう我慢はしないから。



「おいで」



その涙を拭いて、君の笑顔を見たいんだ。




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