センパイと僕                  ~ときどきっ『俺』注意報~



「んーなんかねぇ
【放課後、裏庭で待ってます。】って手紙を貰ったから
裏庭いってたの~」


!!!

え?それって俗にいう…

「で。用事は何だったんですかー?」



「それがねっ
男の子がかたまっちゃって、
部活があるからはやくしてほしいなぁーって思ってたら

『年下は恋愛対象になりますかッ!』って聞かれたから
『なるんじゃない?』って答えたら
『わかりましたッ!!俺、頑張ります!先輩にふさわしくなれるように…』

っていって行っちゃった。」


あははっって
笑ってるセンパイをよそに青ざめてる俺―――

「センパイ、それってこくh

言いかけて

「なんだったんだろーね?」


「へ?」

思わずまぬけな声が




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