続きはご想像におまかせします
あたしの体温はぐんぐん上昇中。

鼻がツーンとなる。

鼻血……っ?

……は出てなかった。

セーフ、セーフ。

いくら好かれる必要はなくても、
このタイミングで鼻血はヤダね。

裸で学校来てるようなもんになっちゃうから。

「確かにそうだね。

じゃ、あたし信じるよ。」

「本当に信じてんのか?」

……。まぁ。

「ビミョーなとこだけど。」

そりゃそうでしょ。

『頭ではわかってるのに……』ってやつだよ。


すると、藤野に鼻で笑われた。

「おまえも所詮……」

えっ?

「……?」

「いや、なんでもない。

ってか、帰れよ。

帰宅部が!」

なんだよ?

いい感じだったのにまたキレられた。

……ま、しかたないか。
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