続きはご想像におまかせします


「まぁ、そこ座ってくださいな。」

「うん。」

「……。」

ずいぶんと立派な食堂じゃないか。

“Three coffe,please.”

テリーはサラリと言ってみせた。

「あなた達はバカですか?」

突然そんなことを言われた。

「二人とも、『英語と日本語の両方が使えるようになりますように』って願えばいいじゃないですか。

安藤さん、そんな幼稚園生みたいな英語、
そんなに通用しませんよ。」

あぁ、そうですね。

本当、いちいちカチンとくる奴だ。

「ま、面倒なんでそんなのは後にしてください。」

……。

この学校、多分、相当金のかかる私立だろう。

ライフプラネット人がこんなとこに……。

幸せなもんだ。
< 220 / 236 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop