続きはご想像におまかせします


ブー――。

ケータイのバイブ。


その音で目が覚めた。

夢と現実の境目を認識するまで少し時間がかかった。


ふと時計を見ると、
家に帰ってきた時間から十五分しか経っていなかった。


十五分睡眠なんて、
そんなこと、俺にできたっけ。


俺はケータイを開いた。

『新着メール 明美』

……。

そういや、
『メールする』とか言ってたな。
< 68 / 236 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop