図書室のラブレター
―――
―――――
めちゃくちゃ
泣きわめいた。
そして晴樹君を
困らせ続けた。
その一時間後。
私の頭の整理が
やっとついた頃。
少しずつ冷静な私を
取り戻しつつあった。
まぁ『好きなんだよ!!』を
思い出しては
まだ顔が赤く染まるけど。
2人は本棚に
もたれて並んで座っていた。
もちろん手をつないで。
「あのさ、
1つ聞いてもいい?」
「なんだよ」
「私って
2人目の彼女ってこと?」
「はぁ!?」
私の頭の整理は
まだ出来ていなかった。