図書室のラブレター



彼を助けに行く。



それが私に出来る
使命だと思えるから。




何があったのか
はっきりと分からない。



あなたの苦しみは
深いのかもしれない。



私には
理解できないのかもしれない。



だけど晴樹君の行動の意味は
理解できたと思うよ。



今の自分と
向き合いたかったんでしょ。


何かを変えたかったんでしょ。



だから、私が
あなたを守りたい。





結依、ごめん。



ちゃんと
言わなかったからだね。



先にこれが解決したら話すよ。




きっと許してくれない。



でも結依なら
分かってくれると思うよ。




だからもう少し待って欲しい。


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