図書室のラブレター
大事な大事な場所だ。
図書室は俺達の
思い出が詰まったな場所だ。
「晴樹
どうするんだよ!?」
俺がまた無茶をすれば
蓮実が悲しむ。
俺は今、自宅謹慎中。
解けた後も三学期いっぱいは
学校処分と決まっていた。
今度、問題を起こしたら
確実に退学だ。
せっかく蓮実は
俺を助けてくれたのに。
無駄にすることはできない。
「晴樹!!」
「…分かってるよ!
でももう暴力はできない!」
「だから俺が…!」
「バカ!
泣くのは蓮実だろ!?」
俺の言葉に
龍慈はうつむく。