図書室のラブレター
STAGE2
Love―好き―
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─────…
いつもここに来ても
本ばかり読んでいたから
知らない間に図書委員の
仕事が溜まっていた。
しかも、誰もここには来ない。
だから私がするしかない。
「はぁ。めんどくさい」
仕方なく本を整理し始めた。
今はまだ1人。
でも最近はここに来るのも
ひとりじゃない。
まぁ、勝手に仲間意識を
持ってるだけだけど。
でも彼とは
少ししか話したことはない。
最初と最後に
挨拶をするぐらいだけ。
あれから
数日は経っているのにね。
でも関係は
進歩してると思うよ。
この前までは
ただ怖い人だと思い込んでいた。
でもきっと良い人だと思うの。