続・どっちが先生?


もう死んじゃった方が
楽なのかもしれない。


もう…




あたしはあてもなく
ただ歩いた。


気付けばあの公園にいた。



先生…




あれから先生は時々
電話してくれた。


だけど、あたしから
電話することは
一度もなかった。




電話はいつも同じような内容。


元気か?って。


どこか行こうと
誘ってくれたけど
あたしは断った。




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