*―い じ め―*
わぁ…
なんだか小学校と違うなあ~…
緊迫した不意陰気だった。
1―A…私達が並んだ。
1―B…里沙だ……。
1―Cが来た。
『ねっ…』
茜が話しかけてきた。
『何…?』
小さな声で話す。
『ね…
愛菜って好きな人とかいたりする?』
茜がニヤリと笑う。
『はっ…私っ!!??』
『うん!』
茜は明るい茶色に染めている髪の毛をクルクルと指で巻きながら話している。
『い…いないけど……』
『まじぃ?私いるう~』
『嘘っ!!?誰?誰?』
『えとね…』
茜は頬を赤らめて話す。
「山里と藤本!!」
先生が怒った顔で見てくる。
「「ごめんなさい…」」
私達は黙った。
『後で話す…』
茜はボソッと呟いた。