灰となり、灰になる。

4年が過ぎた頃、
貴方の隣には可愛い子供と
傘を差し出す違う誰か。

貴方は私に気付かず
笑顔ですれ違う。

他の誰かと、そんなにも笑顔でいるから
私はもう要らないね。
貴方は笑えるよね。

嬉しいけど私のこと
忘れちゃったんだね‥。

じゃあ私は、行かなくちゃ。
空の上で貴方の幸せ願うから。

サヨナラ‥サヨナラ、愛しい貴方。

泣かないで、笑っていて。
私は行くよ、これでお別れ。

最後のわがまま、
貴方の側にいつまでも居たかった。

こんなこと思うのって
貴方ではなく私なんだね。

神様、有り難う。
これで私も安心して
サヨナラ出来るよね。

けど‥涙が止まらないよ。
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