桜色の恋
第一章 砂時計

「葵~早く起きないと遅刻するわよ~」


ちっ…
お母さんかよ…朝から声でかすぎ
あぁ~頭痛い
今何時?



時計に視線を移すと短針は8を、長針は6を指していた。
葵はその時計を見るなり青ざめた表情でベットから飛び起きた。



「いやぁ~遅刻~」



着ていたパジャマを脱ぎ捨て、葵は制服に着替えていった。
最後に自分の部屋の大きな鏡で自分の姿を映し出し、一周クルリと回った。


「よし!完璧」


そう鏡に向かって言うと葵はかばんを取り、朝ご飯のあるキッチンへと向かった。







< 1 / 1 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop