聖花学園~花よ咲き誇れ~
「でも翔は大変だったよなー」
今度はニヤニヤとした顔で優姫先輩が翔子先輩の方を見た。
「そうそう、二年なった途端身長伸び出してさ。まあ、女でも稀に180以上ある子いるからって誤魔化したけど……」
「ホント稀だけどな!」
優姫先輩が突っ込む。
わたしは以前クラスメイトが話していた事を思い出してフォローした。
「でも、他の子達は違和感感じて無いみたいでしたよ? 『身長高くてカッコイイ!』とか、『宝塚とか行って男装の麗人演じてそうだよねー』とか言ってましたから」
「……喜んでいいんだか悪いんだか……。ま、だから今もこの学園にいられるんだけど」
そう言って翔子先輩は料理を口に運んだ。
今度はニヤニヤとした顔で優姫先輩が翔子先輩の方を見た。
「そうそう、二年なった途端身長伸び出してさ。まあ、女でも稀に180以上ある子いるからって誤魔化したけど……」
「ホント稀だけどな!」
優姫先輩が突っ込む。
わたしは以前クラスメイトが話していた事を思い出してフォローした。
「でも、他の子達は違和感感じて無いみたいでしたよ? 『身長高くてカッコイイ!』とか、『宝塚とか行って男装の麗人演じてそうだよねー』とか言ってましたから」
「……喜んでいいんだか悪いんだか……。ま、だから今もこの学園にいられるんだけど」
そう言って翔子先輩は料理を口に運んだ。