聖花学園～花よ咲き誇れ～

　夕飯のメニューは白身魚のソテーと香味野菜のスープ。
　そして付け合せにポテトサラダがあった。


　プロの様な出来栄えに、またも嫉妬のような感情が生まれたが、空腹によってそれも消えた。

　とにかく今は、目の前の美味しそうな料理を食べたかった。



　皆がテーブルに座りいただきますをした途端、わたしだけでなくほとんど皆が勢い良く食べ始めた。

　やはり皆も空腹だったみたい。




「さてと、食事も済んだし。小都子、これからが本番だぜ？」

　最後にお茶を飲み、満足そうな優姫先輩が言う。