愛…して…?


電話を切ってすぐにメールが来た

「まなか、最後に俺が言える立場じゃないけど援助このまま続けるのはよくないと思う。普通のバイトで今3日くらいで稼げる額が1ヶ月頑張ったって行くか行かないかくらいになったらまなかはすぐ嫌になってまた体を売るはめになると思うんだよね。お金を稼ぐってすごい大変なんだよ。いつまでも援助に頼ってる訳にはいかないんだからね。それを肝に命じてほしい」



高校に行ったら普通のバイトをしようとは思ってた

確かに高校生の時給は低いし1日数千円にしかならない


もう何人の人に股を開いたのか分からない

こんな汚い世界にいるのは息苦しかった


ちゃんとした彼氏もほしい

ちゃんとした恋愛もしたい


たつやはあたしに半年後まで待たなくていい、まなかは自分の好きなようにしなって言っていた


だからと言って無理に彼氏を作ろうとも思わなかった



しばらくしてたつやは新潟へ飛び立った


そしてあたしは受かりたくない高校に受かってしまった


おまけにともやとも別れた


ともやはやっぱりあたしのこと好きではなかった


「まなかがそうしたいなら俺はいいよ」


別れを切り出すとともやはそういった


あたしとともやの7ヶ月はあっさりと幕を閉じた
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