愛…して…?
受験〜卒業〜入学
ともやとも別れて間もなく合格祝いをしてくれるという男と遊んだ
駅まで迎えに来てくれて彼の地元のカラオケに行った
歌って歌って飲んで飲んでだいぶ酔っぱらっていた
酔った勢いもあり、あたしは彼の膝の上に座ってお姫様だっこみたいな形になっていた
飲み物を持ってくる店員さんはすごくきまずそうな顔をしていた
2時間あっという間に過ぎ、帰る前にトイレに行き戻ると既にお会計済みだった
「ごちそうさま」
「いやいや、男が出すのは当たり前でしょ」
「ありがとう」
「どういたしまして。さっ次はゲーセン行こっか!」
とってもいい人だと思った
歳は10こも違ったけど目立った差はない
ついついともやと比べてしまう
まだ未練があったのか分からないけどともやとの7ヶ月は記憶として脳裏に焼き付いていた
ともやと別れたのは後悔してない
でももしより戻そうと言われたら戻りそうな気がする