愛…して…?


それから30分後

なんとたつやから電話がかかってきた


びっくりして慌てて通話ボタンを押した


「もしもし。まなかだけど」

「うん、分かってる」

「ねぇ、たつや消したってどういうこと?何でそんな冷たいの?あたし、何かした?分かんないよ」

「ごめん。今は何も言えないんだ」

「どうして?じゃあいつなら言えるの?またひとりになっちゃうよ………」

「言ったらまなか泣くからやだ」

「泣かないよ。あたし強いんだから!」

「今弱音吐いてたくせに、俺実は今こっちに戻って来てるんだ」

「えっ?何で連絡くれないの!」

「新潟着いて2週間くらい経って急に体調が悪化して、向こうの病院でいろいろ看てもらったりしたんだけどやっぱり手術を遅らせたせいで体がついていけてないんだって。仕事も忙しいから頑張ろうって思ったけど、吐血を繰り返す日々が続いて緊急でこっちの病院で手術することになったんだ。」

「うぅ…たつやのばかぁ」

「泣くなって。まなかには迷惑かけたくなかったし、心配もかけたくなかったから。ごめんね。手術が終わってもしばらく入院で退院したら仕事の関係で身を隠さなきゃいけないからまなかとは自然的に連絡を絶たなきゃいけなくなる。だからあんな態度を取った。ホントごめんな」

「ホントにばか。でもこれがお別れってこと?」

「そうなるな。まなかには幸せになってほしいと常に思ってるからたくさんいい恋愛して運命の相手みたいなの見つけるんだぞ。」

「ありがとう。いやだよぅ。。寂しいじゃん…」

「おい、おい、最後くらい笑顔でバイバイ言おうぜ」

「わかった。じゃあちょっと待って、鼻かむ。」

「あはは。」

「よし。じゃあたつや、元気でね」

「まなかも、幸せになれよ」

「うん。さよなら」

「さよなら」



プープープープー━━━━━━━
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