愛…して…?
突然帰ると言い出したあたしにきょんは苛立ちを隠せずにいた
家に着くと早々きょんから電話があった
「まなか、今から飲みするんだけどどうしても無理?」
「飲みかぁ。したいねぇ」
「じゃあ着替えておいでよ。どっちにしろ制服じゃうろうろ出来ないからさ」
「う〜ん。わかったよ、、、」
あたりにしつこいからしぶしぶ承諾をしてジャージに着替える
ついたよって連絡があって再び合流した
迎えにきたのは力也で助手席にきょんが乗っていた
相変わらず力也は何にも言わない
それがあたしには嬉しかった
涼太たちと合流する前にガソスタに寄ったとき力也はあたしに言った
「多分みんな文句ってかぐちぐち言うかもしれないけど気にしないでいいよ。まなかは俺の後ろに隠れてな」
素直に嬉しかった
あたしのこと気にしてくれてること
一度で名前を覚えてくれたこと
迎えも率先して来てくれたこと
不思議な人だと思った
なんであたしをかばってくれるんだろう
なんで優しくしてくれるんだろう
分からない
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