愛…して…?
きょんと話を終えみんなの元へ戻った
その日あたしはまた記憶を無くすほど酒を煽られ呑んで呑んで呑んだ
気付いたらりょうたの助手席で力也の家の前にいた
力也は多分あたしのせいで仕事に行けなくなった
りょうたに学校まで送ってもらって二日酔いと戦いつつ考えるのは力也のことばかり…
力也はもうあたしと関わりたくないかもしれない
そう思ってるとしたら連絡する勇気がない
でも迷惑かけたこと謝りたい
葛藤していた
夜になり、あたしはずっと悩んでいた
すると力也からメールがきた
「大丈夫?」
このたった一言だけどあたしにはすごく嬉しいことだった
「二日酔いだけど大丈夫。それよりいろいろと前回に引き続き迷惑かけてごめんね」
「俺は大丈夫。気にしないで。今日は俺が体調悪いって言って休んだから」
ほら、また優しくする
力也はあたしだけに優しくしてるわけじゃない
きっと…
力也の優しい言葉や仕草にあたしの胸は苦しめられる
「うん、でもあたしのせいだよね?」
「違うよ。気にすんなって。それよりまた遊ぼう」
「いや、あたしはもうやめとくよ」
「そうじゃくて、今度2人で遊ぼうってこと」
「それは全然平気だよ」
「本当に?いつバイト休みなの?」
このあともメールは続き土曜日あたしがバイト終わったら会うことになった
男と2人で遊ぶってことは何をするかなんて目に見えてた
例え力也だとしてもそれは変わりないと思ってたし力也のこと好きなあたしに断るなんて考えこれっぽっちもない
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