愛…して…?


一方母親はしばらく浮気相手とはつき合っていたみたい


母親も仕事熱心で昼間は事務夜はお水と忙しい日々そんな中でもあたしたちのために一ヶ月に一回休みをとってくれて食事を一緒に食べたような記憶もある



お水の仕事では月々の売上が100万くらいになるほどの儲かりようクリスマスや誕生日には200万は軽く稼ぐ


なんだか自分の母親じゃないような気がして次第に会うこともなくなり気づいたらもう修正出来ないほど親子には溝があった



中々人と関わることが出来ずやっぱり自分は一人なんだ

一人が似合ってると身に染みた



いつか…あたしが結婚して子供が出来たら絶対に寂しい思いさせたくないなんて夢を抱いていた

けど


まずあたし自身が幸せになれるわけがないんだよね



どんなに好きだとしても過去に犯した過ちは決して消すことは出来ない

一生背負っていなきゃいけないんだ
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