切ない恋


「じゃあ、俺の知ってることだけ言うね。」

「うん。ありがとう」

私は真剣に聞いた。


「空はね・・前に真剣にスキになった人がいた。
空とおないどしだったんだけどね、
でも、そのコ、中学3年の時、事故で
死んだんだ・・で、それから空は恋愛!?をしなくなったんだ。」

うちはそれを聞いて、泣きそうになった・・。

空君にこんな過去があったなんて・・

「・・で、合コンには無理やり、つれてきた。
空全然笑わなくなったから、
俺は、空に恋してほしかった。」


「そうだったんだ、、
空君にそんな過去があったなんてね・・」

「あとね、わかってたんだ、
空君、絶対合コン無理してきてるんだなって・・。」

うちは思ったことを言った。

そしたら・・・

「よく、空が無理してきてるってわかったね。
いままで誰も気付かなかったのに・・・
俺、前も空と一緒に合コンいってたんだ
空に恋してほしくて・・
でも、その時の女は全然空のこと
わかってなかった・・。最低なやつばっかだった。
でも、夢羽ちゃんがわかってくれてよかったよ・・。」

「そうなんだ・・・
うちね、多分空君のことが好きなんだ。
恋してもらいたい。
うち、頑張るね!!」

うちは、もう隠さないで、言った。

「そうなんだ、
じゃ、空のこと頼むね。」

美「夢羽頑張れ!!」

なんだか、こんないい友達がいてよかったなって思う。

それより、日向君、なんかイメージと違う。

本当は優しい人なんだね。


「日向君、話してくれてありがとね」

うちは日向君にお礼を言った。

「ねえ、空君のメアド教えてくれない??
うち、積極的にいってみるよ!!」

うちは日向君に空君のメアドを聞いた。

「わかった・・。でも返事返してくれるか
わからないよ!? でも、頑張ってね!!」

うちは、日向君にメアドを教えてもらった。



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