_愛の形_
_心にトゲ
「はぁ…なんであんなこと言っちゃったんだろ…」
そう言って、一人自分の部屋のベットに寝転がって溜息をついているのは私。
事のおとさたは、まだ日が沈んでいない頃…
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「ね~、今井さんっ!!!」
そう言って、机に座ってマナカと話しをしている間に割り込んで来たのは、
「…新城さん?」
いつもは一緒になんかつるまないし、ましてや、用がある時以外なんて話したこともない相手。
そう、姉の私の目の前で、弟のれいちゃんを狙っちゃいます宣言をした、あの・新城さん・。
「あのねー、おりいってお願いごとがあるんだけど!!」
そう言って、満面の笑みを私に向けてくる新城さん。
なんか…、嫌な予感がするんだけど…。
「…な、なに?」
明らか不自然な聞き方にも新城さんは気にもとめないで、