_愛の形_

_心にトゲ





「はぁ…なんであんなこと言っちゃったんだろ…」




そう言って、一人自分の部屋のベットに寝転がって溜息をついているのは私。




事のおとさたは、まだ日が沈んでいない頃…




___




「ね~、今井さんっ!!!」




そう言って、机に座ってマナカと話しをしている間に割り込んで来たのは、





「…新城さん?」




いつもは一緒になんかつるまないし、ましてや、用がある時以外なんて話したこともない相手。




そう、姉の私の目の前で、弟のれいちゃんを狙っちゃいます宣言をした、あの・新城さん・。





「あのねー、おりいってお願いごとがあるんだけど!!」




そう言って、満面の笑みを私に向けてくる新城さん。




なんか…、嫌な予感がするんだけど…。




「…な、なに?」




明らか不自然な聞き方にも新城さんは気にもとめないで、






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