_愛の形_
「私も食道で食べるのなんか久し振りだから、なんか楽しーっ!!!」
そう言ってマナカは、
「早く場所取りしなきゃーっ!!!ミウ~っ、はやくっ」
「えっ、ちょっと!!」
私もそう言ってマナカの後に続いて走り出す。
マナカの予想通り、食堂の中は人だらけ。
「ミウッ!!私、場所取りしてるから、ミウはその間になにか買ってきておいてっ」
「ありがと!」
私はそう言って、売店へと足を速める。
…その時、
今私が、もっとも聞きたくない声が、ものすごい大音量で耳の中に入ってくる。
「あっ、れいく~んっ!!!」
新城さんだ…。