_愛の形_
_涙を拭ってくれた人
__日曜日
天気は前日雨が降っていて、心配してたのにも関わらず、晴れ。
「よかった~」
独り言を吐きながら、リビングに向かう。
リビングに入ってすぐ、れいちゃんが目に入る。
「おはよ、姉貴。今日は起きんの早いね?」
「はよ。れいちゃんこそ」
「あー、俺は。仕方がなく」
「そっか。」
私は朝ごはんを軽くすませ、洗面所に向かう。
化粧はいつもより念入りに。
髪もくるくるにしちゃったり。
よしよし。
服装にそこまで力を入れてないぶん、バランスがいい…と思うな。