大好き、ウソ、愛してる
はぁ?サボる?
「ちょ・・待ってよ」
「黙れ」
瑠依クンはあたしの言葉なんか無視して
あたしの腕をしっかり掴んで
教室を出た
「おい!瑠依!
今すぐ教室に戻れ!!」
先生が後ろで叫んでるけど
そんなのお構いなしで どんどん歩いていく
・・・一体 どこへ向かってるの?
大きくて強い瑠依クンの手が
あたしの腕を掴んで離さない
瑠依クンの指にはめられている指輪が
腕に当たって 少しだけ・・・痛い