大好き、ウソ、愛してる








あたしの足元のプールサイドのコンクリートが





さっきまで何もなかったのに





今は 少しずつ






ヒビが入っていってる・・・





そう だんだん割れていくの






それとともに強くなる風






まるで自然が何かに逆らってるみたい








「ねぇ 瑠依クン!
 ここから逃げ・・・・・」







危険だと感じて




瑠依クンと逃げようと声をかけたとき





・・・あたしは自分の目を疑った






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