大好き、ウソ、愛してる







さっきまでザワっとしていた






風の音も 木の葉の音も










今は全くしない









それはきっと









ラルフが魔法を使っていないからだろう












「お前は教室に戻れ」






「え?ラルフは?」






「俺は一度 魔法界に帰るよ
 俺の運命の相手が見つかったって
 一応報告してくる」





「わかった」









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