いちご
   『やばい∑・・・もう、絶対に、間にあわない』
  
     急いで学校の階段をのぼっていく
     これが、けっこうきつい。
    
      ガラッ_。
    
     セーフ。
    
     では、ぜんぜんなかった。
   
     『中谷さん遅いわよ!あなた、始業式に
     遅刻するなんて_・・・・』

     あっそっか。
    
     今日、始業式だったんだ!
     
     朝から眠たくってぼーっとしたまま学校にいったから
     
     すっかり忘れていた。

     『じゃぁ。中谷さんが、来たのでもう一回 
     いいます。
      私は、西中から来た山中美香です。
     教科は、英語を担当します。
     
     この学校は、初めてなので分からないことが
     いっぱいだからみんないろいろと
     おしえてねぇ♪』

     それだけを言うと先生は、ずっさりとならんだ
  
     教科書を、配っていった。

     先生は

     肌が白くて、とっても細身だった。

     多分20代ぐらいだなぁー。

     そう思いながら配られた教科書を、簡単によんでいった。


     そういえば、なんで教室かわってないんだろ。。。

     学年は、1つ上がったのにこの教室なんだ。

     
     私のこの不思議な感じが、

     あの空の雲のようにおもえた。  

     
        
     
    
   




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