SAKURA
お姉ちゃんはいつもの真夏の太陽のような笑顔をあたしに向けてくれた。
「まだ話してないんでしょ?決めつけたりしては、その子が可哀想よ…。」
「…うん!解った!ゆずちゃんが言うなら話してみる!」
あたしは両手に力を込めて、お姉ちゃんを見る。
両手に力を込めるあたしを見て、お姉ちゃんは嬉しそうに笑った。
(よーしっ。早速話しかけてみるぞ!)
あたしは意気込んで決意をした。
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