SAKURA
あたしはきっぱりと胸を張って言った。
「…しょうがないか…。
お姉さんあってのあずだもんね…。」
アサミは納得したように笑った。
「あずはお姉さん好きなの?」
「もちろんっ!ゆずちゃんは世界一なんだから!!」
あたしはアサミの質問に思いっきり力を込めて答えた。
「…その世界一が変わるのはいつになるんだろうね……。」
「え?なにか言った?」
アサミが小さく呟いた言葉が聞き取れず、あたしはアサミに聞き返した。
「なぁーんでもない…。お姉さんにいつまでも甘えてなさい。」
「?」
アサミの嫌味っぽい言葉に気づかず、あたしは首を捻っていた。
< 25 / 25 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

spring snow

総文字数/13,282

恋愛(その他)51ページ

表紙を見る
表紙を見る
怪盗舞月夜WINGただいま参上♪

総文字数/78,985

恋愛(その他)293ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop