SAKURA
姉の決意
『聞いてください。』
お姉ちゃんの言葉に周りは静まり、沈黙が流れる。
『私ゆずきと、妹あずきはどなたのとこにも行きません。』
『な…っ!?なにを言ってるの!?ゆずちゃん!?』
周りはざわめき始めた。
『私とあずきは、両親の残した家で、二人っきりで暮らします。
決してみなさんに迷惑をかけません。』
『待ちなさい!!ゆずちゃんっ!!
あなたは中学生なのよ!?
あなた一人で、あずちゃん見れないでしょ!?』
式場は、あっという間に大騒ぎになっていた。
『……。』
私は不安になって、ゆずちゃんを見上げる。
だけどゆずちゃんは、決心していたのか表情が変わることはなかった。
お姉ちゃんの言葉に周りは静まり、沈黙が流れる。
『私ゆずきと、妹あずきはどなたのとこにも行きません。』
『な…っ!?なにを言ってるの!?ゆずちゃん!?』
周りはざわめき始めた。
『私とあずきは、両親の残した家で、二人っきりで暮らします。
決してみなさんに迷惑をかけません。』
『待ちなさい!!ゆずちゃんっ!!
あなたは中学生なのよ!?
あなた一人で、あずちゃん見れないでしょ!?』
式場は、あっという間に大騒ぎになっていた。
『……。』
私は不安になって、ゆずちゃんを見上げる。
だけどゆずちゃんは、決心していたのか表情が変わることはなかった。