星になれたら
入学式は9時から始まる。「早く食べなよぉもう8時過ぎてるでぇ」 
「だってお母さんの料理いつも不味いんやもん(笑)」「何てぇっもういっぺん言うてみぃ」
お母さんは少し怒り顔になってしまった。
「冗談に決まってるやんそんなに怒らんといてよっ」
「分かったから早く食べなぁっ」少しの間、親子の会話が続いた。
「お母さーん、準備出来たよ」
「じゃあ、もう行こかぁ」「あぁぁ入学式とかマジで嫌やぁっ」 
「ごちゃごちゃ言うてやんと、早く車に乗りなよぉっ」
(お母さん、いつもより厳しい)
車が動き始めた。
「お母さんもっとスピードあげてよっ、遅刻するやん」
さっきまで余裕だった綺羅が、焦ってる。
「アンタが早く準備しやんからやろっ」と言って、車のスピードを3くらいあげた。
「はぁっ、何とか間に合ったぁ」綺羅は少し安心した。すると、「新入生の皆は体育館に集まりなさい」と先生が叫んでいた。
「綺羅、しっかりするんやでっ、恥かくような行動せんといてよぉ」
「分かってるって」そう言いながら、綺羅は体育館の中に消えていった。その後綺羅は、ある人と出会うことになる。
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