雨の日 ~帰り道~
「もしかして、
 イヤ・・・だった?」








私は首を振った
違うという意味で








シュウが持っていた、
指輪が入った小さな箱を手にして言った







「・・・あっ・・・あたしで、よければ・・・結婚、してください!!」










初めは泣きながらだったけど、最後には笑って言うことができた







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