約束
悔しさ
「だんだん帰るばい」
「桔平、辛かったら泣いても良いんだよ?」
「は…?」
「桔平は東京に来てからの半年。2年の皆と頑張ったでしょ?全国のここまで来て悔しいでしょ?泣いても良いんだよ?」
桔平は転校生…
熊本のテニスが強い学校から来た。
ライバルの河合くんも同じ学校だった。
でも紅白戦中、桔平は河合くんに怪我を負わせ
責任をとって退部した。
その河合くんも今は転校し大阪の学校にいる。
「いつも私が泣くとき、桔平はそばにいてくれた。だから今日は私がいるよ…」
「綾…俺、勝ちたかったばい」
「うん」
桔平はゆっくり話しはじめた
「桔平、辛かったら泣いても良いんだよ?」
「は…?」
「桔平は東京に来てからの半年。2年の皆と頑張ったでしょ?全国のここまで来て悔しいでしょ?泣いても良いんだよ?」
桔平は転校生…
熊本のテニスが強い学校から来た。
ライバルの河合くんも同じ学校だった。
でも紅白戦中、桔平は河合くんに怪我を負わせ
責任をとって退部した。
その河合くんも今は転校し大阪の学校にいる。
「いつも私が泣くとき、桔平はそばにいてくれた。だから今日は私がいるよ…」
「綾…俺、勝ちたかったばい」
「うん」
桔平はゆっくり話しはじめた