お姫様は下僕様!?
あたしは質問がよく理解できず
黙り込む
「あぁ・・・。
どっか、怪我してない?」
あたしが分からなかったのがわかったのか
言い直してくれた。
い、いい人っ!!!
『はい!!
大丈夫ですっ!!』
怪我なんかする前に、
相手のことを怪我させてると思うし。
自分が痛いのはヤだし。
ちゃんと、正当防衛だし♪
「なら、よかった!」
そう言ってイケメンくんは
まぶしすぎる笑顔を向けてきた――