デブでも恋をする!?
その場を去った私は
行く当てもない。

仕方なく学校に向かった。

遅刻はしたものの、
吉沢君の姿がなかった。

昼休みの時間。

「山田?悠を知らないか?
連絡がつかないんだ。」と
小泉君が言ってきた。

「知らない。」

「そうか。いい加減に
悠と仲良く出来ないのか?」
と言われたが、
本当の事は言えない。

多分小泉君は知っている。

小泉君のお父さんは
吉沢君のお父さんの会社で
働いている。


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