デブでも恋をする!?
「愛子。いいのか?」と
父の目には涙があった。

妹も弟も泣いている。

「ごめんね。私のせいで。

大変な所に行くんでしょう。
ごめんなさい。」と
私は謝った。

「いいんだ。娘の為に
出来る事をしただけだ。

吉沢君はいい青年だ。

俺も気に入っていた。

俺も抵抗したよ。娘の
幸せを考えた。

お前のせいじゃないから
心配するな。」と
私は父の涙に何かを感じた。

本当に父に愛されている。

それだけで十分。

私家族は引越しの準備をして
新しい土地に行った。

誰にも言わずに・・・・。
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