現実。





「ちぃちゃん元気ないね?」

「昨日、亮と喧嘩しちゃって・・・」

「亮と!?なんで!?なんで!?」


ちぃちゃんの彼氏

木下亮。

私のいとこで

私の初恋の人・・・。




「亮と付き合ったの昨日で1年だったの・・・
それを亮忘れちゃってて・・・」

「えーーー!?ちぃちゃんかわいそうっっ。」

「私がかなり怒ったら、亮も
「そんなに言うことないだろっ」って怒っちゃって・・・」

「それは、亮が悪い。」

「私も怒りすぎたから・・・ね?」

「ちぃちゃん悪くないよ!!」

「・・・。」

「怒っといてあげるっ。」

「いいよっっ。」

「遠慮しなさんな!」

「本当にいいから。ありがとね!」

「・・・う...ん。」

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