忘れられない
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見上げればもう白い空に冬の陽射し高く舞う
あきれるほど君を…忘れられない


肩寄せた冬の道誰よりも近くに感じた
いつもそばにいた時間を忘れて
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「健吾…寒いね…」

「ほら…もっと寄れよ…///」

「え?///」

「温かいだろ?///」

「うん(笑)」

「俺ん家よる??」

「うん!」

「よし!!暖まるぞ(笑)」
「バカ…(笑)」

「ただいまぁ…って俺…一人暮らしだった(笑)」

「そうだよー?おじぃちゃん(笑)」

「紗羅は来年で卒業だね?」

「まぁまだ高3だしね(笑)」

「俺らが出会って2年?」
「そう(笑)付き合って一年!」

「そうだなぁ…早いなぁ…時間たつの…」

「うん!そうだね…いつもそばにいてくれてありがとう」

「おぅ!これからも一緒だからな?」

「うん!」

「紗羅…」

「ん?」

「…離れんなよ?」

「…///うん!離すなよ?」

「当たり前じゃん(笑)」
ちゅ

「えへへ(笑)」
紗羅…
初めて愛しいと思った女…―――――――――――――――
口づけた温もりはやわらかく消えてしまうから
凍えてしまうよ
心まで…
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