summerタイム

諦めるなんて…！

家に帰り、私は春奈にメールした。
夢【かくかくしかじかで何か性格チがかった(泣)でもカッコイい～】
春奈【よしっ！これからはアピるのだ!?】アピるねぇ～
よしっ！
【秀樹へ 明日映画みに行きませんか？】
【夢へ OK】
短い!?
まぁいっかぁー
よし!?明日告ろぉ!?メールで(笑)
頑張ってアピるゾォ!!

次の日
夢「お待たせ～」
秀樹『ジャァ行こ～ってか服似合ってる～』
夢「ありがとうっ☆」
秀樹『何の映画見んの？』
夢「summerタイムってやつー！感動するらしいよ～」
秀樹『感動かよっ！泣いたらはずっ(笑)』夢「むしろ見たいは(笑)」

～一時間後～
夢「秀樹まぢ泣いてるし(笑)」
秀樹『うるせぇ～(ノ△Ｔ)感動しすぎたぁ!!』
夢「気を取り直してプリ撮り行こ!!」
秀樹『うぃーっす』

【はイ!!チーズ!!パシャ】
ヤバい～秀樹カッコイい(≧∇≦)
秀樹『夢って笑うとかわいいね(笑)』
夢「でしょー(笑)」

～夕方～
夢「今日はありがとう!!メールするから見といてね!!」
秀樹『うぃーっすジャァな』

～自宅～
よしっ！告ろぉ!?
【秀樹へ 今日ありがとう!!
伝えたい事があります。好きですー！付き合って下さい!!】
ー五分後ー
【ごめん。ありがとう。】
あーあ振られた(笑)
みんなに報告。
【振られた(笑)】
みんなから【頑張ったな…】
ヒくっ…振られた…るなんて…思って…無かった…(泣)
好きだよぉ…秀樹…好きだよぉ…ー
【ガチャ】
『お姉ちゃん!?どうしたの!?』
「嘉穂…振られた…」
『そっかぁ…頑張ったね…。お姉ちゃんは頑張ったよ!?大丈夫。』
「ありがとう。ありがとう…嘉穂…」
『悲しい時はいつもの場所行きな…。』
「うん…行ってきます…」

そう…私は悲しいとき、マンションの屋上でいつも歌っている。ギターを持ち、泣きながら…。

私は屋上へ行き唄った…。