夢にで荘
・・ズタズタだ。




雄輔が反りを辞めた。




その直後、悲しそうな表情を浮かべ、空を見上げてた。




「大丈夫か・・雄輔。」




私は、その雄輔の姿に人間の絶望を感じた。




無口な明さんは、普段あまり言葉で人を傷つけないが、今日は悩んでいる雄輔を短い一言で一刺しした。




「あ〜もうそこのアホ
勝手に反り辞めないでよ、見てんだから」




傷ついた雄輔に、千夏が更に追い討ちをかける。
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