夢にで荘
千夏が真剣な眼差しを雄輔に送る。




その言葉に、雄輔は仕方なく元のポーズに戻った。




但し、先程の楽しそうな表情から一転し、その顔は険しい。




アホアホアホアホ




雄輔の脳内でアホというフレーズが駆け巡る。




次の瞬間、雄輔がキレた。



「俺は、アホじゃね〜」




そう捨て台詞を吐くと、自分の部屋に向かって走り出し、勢いよくドアを閉めた。
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