夢にで荘
バタンっっ




物凄い音がし、明さんと千夏は顔を見合わせた。




「あ〜丁度良かったのに残念やったな」




明さんがそう言うと、千夏もがそれに同意した。




「まぁ、直進、右折禁止だけ覚えてもしょうがないからいいか」




「木下、お前今度の試験までには教本とりあえず全部目を通しとけよ
どうせ○×なんだから、大体理解出来てりゃ通るんだよ、学科なんて」




明さんが普段とは違う家庭教師のバイトの顔を見せる。




「え〜この本全部読むとか、無理〜」




千夏がげんなりとした声を出す




2人の頭の中に、既に雄輔の存在は無い。




雄輔・・




ドンマイ
< 119 / 133 >

この作品をシェア

pagetop