夢にで荘
数ヶ月後




「受かった〜♪」




千夏が歓喜の表情で免許証を見せびらかしてきた。




思えば、かれこれ一年以上に及ぶ長い道のりだった。



「おめでと〜」




私は、その免許証を手にし、祝福の言葉を述べる。




「千夏、免許証の写真メイク濃〜」




しばらく千夏の免許証の写真映りについていじっていると、雄輔が通りかかった。
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