夢にで荘
しゅ〜〜〜〜〜




どん。




突然空中に綺麗な花が咲いたので、視線を向ける。




千夏が打ち上げ花火に火を付けたのだ。




ヒュルルルル




突然、足下に回る光の渦。



雄輔がネズミ花火に火を付けたのだ。




綺麗だけど、それ以上に騒々しい花火たち。




「・・何かもうめちゃくちゃやな」




私は何だか楽しくなって、ロケット花火に火を付けた。
< 128 / 133 >

この作品をシェア

pagetop