夢にで荘
後日




明さんに部屋からそばつゆの餌を取ってきて欲しいと言われ、初めて明さんのお部屋にお邪魔させていただいた。




入った瞬間、私の目に飛び込んできたのは、明さんの自筆であろう掛け軸。




「GOING MY WAY」








・・素晴らしいです、明さん。




私はその書をしばし腕を組んで眺めていた。




「明ちゃんのこういうとこが可愛いんだよね〜」




いつの間にか背後に健ちゃんが立っていた。
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