先生とあたしのヒミツな生活♪
クールでしっかり者。
成績優秀で
容姿端麗。
学校での彼女はそんな風に見られているらしいが
実際のところは
強がりで意地っ張りで負けず嫌いなだけ。
まぁ容姿は辛うじて良しとするが。
そんな彼女を
いつからだろうか
学校で見かける度に目で追うようになっていたのは。
気持ちがあるわけではない。
青山が何をどう思おうが俺には関係ない。
しかし目で追わずにいられないのもまた事実。
今も俺の横を男子生徒と仲良く通っている彼女。
挨拶もしなければ礼もない。
一緒に住んでいると言っても俺達は赤の他人。
それに最初に彼女を拒絶したのは俺の方だ。
分かっている。
しかし
「今日は昼飯俺に奢れよ?」
「はぁ?何であたしがあんたに奢るのよ」