先生とあたしのヒミツな生活♪


クールでしっかり者。


成績優秀で


容姿端麗。


学校での彼女はそんな風に見られているらしいが


実際のところは


強がりで意地っ張りで負けず嫌いなだけ。


まぁ容姿は辛うじて良しとするが。


そんな彼女を


いつからだろうか


学校で見かける度に目で追うようになっていたのは。




気持ちがあるわけではない。


青山が何をどう思おうが俺には関係ない。





しかし目で追わずにいられないのもまた事実。



今も俺の横を男子生徒と仲良く通っている彼女。


挨拶もしなければ礼もない。


一緒に住んでいると言っても俺達は赤の他人。


それに最初に彼女を拒絶したのは俺の方だ。


分かっている。


しかし

「今日は昼飯俺に奢れよ?」
「はぁ?何であたしがあんたに奢るのよ」




< 100 / 224 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop