先生とあたしのヒミツな生活♪
どうしたって
あたしは先生の人生に入っていくことが出来ない。
分かってた。
あたしのこの初めての恋は叶わない事くらい。
分かってる
あの人はあたしの事を見ている暇がない事くらい。
でも
どうしてだろう
あの握った手の温かさが
あたしの胸を締め付ける。
好きになってはいけない
初めから
分かっていた事なのに・・・
分かっていた事なのに。
こうして今も
あたしの中ではっきりと先生がいる。